MAHO-PBXでは、外部機器制御オプションをサポートしました。
外部機器制御とだけ言うと何の事だか分りませんが、端的にいえば、オフィスなどの入り口にある中からボタンなどで開錠する扉を制御するような場合に使うものです。
オフィスなどの入り口では、受付の電話で受付たあと、オフィスの中にお客様を誘導するためにオフィスの中にあるボタンを押して電気錠の扉をあけることがあります。このような仕組みの扉は、制御盤などで集中管理されており、そこから開錠ボタンのあるところまで配線されます。
制御盤の例としては、日本電子工業株式会社様のホームページに良い商品があったので、リンクしておきます。
このような装置はいわゆるスイッチのON/OFFで制御されており、「無電圧A接点」のような呼ばれ方をします。
つまり、無電圧A接点で制御可能なほとんどの装置がMAHO-PBXでも制御できるようになるわけです。
MAHO-PBXは、そもそも無電圧A接点(端的にはリレーですが)を持っていませんので、これらの駆動は外部機器に頼るというのが習わしです。
そこでMAHO-PBXでは、株式会社 エスアイ創房が販売しているNetBox-E100-BK1682Aという機器を使用します。
この機器自体はいろんな用途に使えます。たとえば、センサーとSPEED Callを組み合わせれば、自動通報なんかもできます。今回は、この機器の8チャネルある「無電圧A接点」を使います。
この装置のA接点は、ノーマルオープンタイプでクローズ時間は、任意で設定ができます。このほかクローズ時間をソフト側で制御するということも可能です。
利用用途としては、先ほどもご紹介した、電気錠の開錠、または、電灯のON/OFFなど様々で、これらが、電話の台ある一発、短縮ボタンに設定すれば、ボタン一発で制御できるようになるわけです。
PBXの利用用途がまた一つ広がりますね。