2017年1月頃より国内でも販売が開始予定のGrandstream GAC2500をご紹介します。
この端末は、電話会議で使用するスピーカーホン専用端末です。電話会議用に設計されており、通常のGrandstream製の電話機でもハンズフリー時の音質はもともと良いわけですが、そのノウハウを活かして、より通話がクリアに聞こえる製品となっているほか、電話会議をするのに必要な便利な機能がいくつか搭載されています。
当社では、この評価用端末をいち早く入手し、実際に当社の会議室に設置して使用してみました。
2) 数人のカンファレンスが電話だけで可能!
その感想や便利な機能についてご紹介していきます。
1) Android端末!
まず、この端末、OSはAndroidです。
なので、操作などはAndroid感覚で行えるため、比較的操作性はよいです。当然、画面はタッチパネル式ですので、スワイプで設定画面出したりもできますし、ブラウザ立ち上げてWebサイト見たりもできます。
もちろん、Google PlayからSkypeなどのアプリのインストールも可能です。
2) 数人のカンファレンスが電話だけで可能!
実際にカンファレンスするには、端末から電話番号を入力して、相手に発信すればよいわけですが、そもそも電話端末なので、着信して受けたりすることも可能です。また、通話中に新たにカンファレンスに招待する方に、追加で電話して呼び込んでいくことが可能ですので、最大6人まで会議に呼び込むことが可能になっています。(ただし、SIPサーバで受け付けること)
3) WiFi対応なので、持ち運びも便利!
次に便利なのが、この端末WiFiにも対応しているということ。
もちろん、PoE対応のGigabit Ethernetでの接続も可能ですが、ACアダプタで給電さえしてあげればWiFiでも接続可能です。このため、WiFiさえあれば、どこにでも持ち運んで会議が可能です。
ちょっと飛躍しますが、MAHO-PBX+MobileWarpや、弊社電話サービス「じむでん」にもこの端末は直接接続可能ですから、「ちょっと外で会議してくる」と言いながらこの端末をもっていけば、インターネットに接続可能なWiFiさえあれば、簡単に電話会議ができてしまう。ということになります。さながら「持ち運び会議室」です。
4) 電話端末の機能も充実!
そもそも、この端末は、「電話機」ですので、電話機の機能も充実しています。電話帳の機能も搭載していますので、MAHO-PBX NetDevancerの共有電話帳も同期できますから、電話帳から選んで発信も可能です。(もとよりWebアクセスが可能ですから、MAHO-PBX NetDevencerのWeb電話帳にもアクセス可能です。)もちろん、通常の電話端末と同じように、パーク保留からの通話や転送なども可能ですし、コールピックアップも可能です。
また、最大6つのSIP接続が可能ですので、オフィスのIP-PBXやMobileWarpなど複数のSIPサーバに登録しておいて、必要に応じて使い分けることも可能です。
気なる音質は、使ってみた実際の感想としても良好です。さらに、内部メモリーも搭載しているため、通話録音も可能です。もちろん、MAHO-PBX NetDevancerなら、PBX側での録音も可能ですが、この端末は端末内部にも通話録音が可能です。
価格は、12月末ごろには決定される見込みですので、ぜひ当社にお問い合わせいただき、MAHO-PBX NetDevancerやMobileWarp、そして電話サービスの「じむでん」などでもご利用ください!