2012年12月アーカイブ

外部機器制御オプション

a0006_002381.jpgMAHO-PBXでは、外部機器制御オプションをサポートしました。

外部機器制御とだけ言うと何の事だか分りませんが、端的にいえば、オフィスなどの入り口にある中からボタンなどで開錠する扉を制御するような場合に使うものです。

オフィスなどの入り口では、受付の電話で受付たあと、オフィスの中にお客様を誘導するためにオフィスの中にあるボタンを押して電気錠の扉をあけることがあります。このような仕組みの扉は、制御盤などで集中管理されており、そこから開錠ボタンのあるところまで配線されます。

制御盤の例としては、日本電子工業株式会社様のホームページに良い商品があったので、リンクしておきます。

このような装置はいわゆるスイッチのON/OFFで制御されており、「無電圧A接点」のような呼ばれ方をします。

つまり、無電圧A接点で制御可能なほとんどの装置がMAHO-PBXでも制御できるようになるわけです。

Mediatrex44xxシリーズ

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Mediatrix写真-20120829.pngIP-PBXを使用する際にどうしても問題になるのがレガシー回線の収容です。

現在であれば、NTTのひかり電話サービスなどのIP電話サービスがあるため、MAHO-PBXとして直接そこに接続してしまえば、レガシー回線とIP電話との変換が不要です。

ただし、ひかり電話などのIP電話サービスに対して、アナログやISDNの電話回線(いわゆるレガシー回線)は、安定性などの面で、このんでこちらの回線を使う場合があります。

MAHO-PBXは、純然たるIP-PBXであるため、そもそもレガシーな回線を収容するポート、つまりアナログ回線やISDN回線のポートを持ちません。このため、これらを収容するには、VoIP Gateway装置が必要不可欠となります。

アナログ回線であれば、これまでもGrandstream社製のGXW410xシリーズがナンバーディスプレイにも対応しているため、これを利用して提案をしていましたがISDN回線となるとなかなか良いゲートウエイ装置がなく、良い提案がてきていませんでした。

スマートフォンを上手に活用した内線システム

2012-11-30 09.55.31.pngスマートフォンのビジネス活用が進む中、注目を集める問題点がある。「セキュリティ」です。

考えてみれば、ガラ携時代でも携帯電話の中にはお客様の個人情報を含む重要情報が記録されていたのですから、この問題は今に始まったことではありません。では、スマートデバイスで総称されるモバイル端末で何かが変わったのでしょうか?

その答えは明確です。モバイル端末がスマート(優秀)になりすぎたのです。

スマートデバイスは、従来のモバイル端末の常識をやすやすと凌駕してしまいます。これ自体は様々なビジネスチャンスを生むため大歓迎なのですが、誰もが気安く使え、さらにいえば誰もがアプリケーションを生み出すことができ、そして、大画面で使いやすい。加えて言えば、モビリティにも優れています。まさに、非の打ち所がありません。

しかし、この便利なモバイル端末が普及し、コモディティ化してしまったがためにあるゆえに様々な問題を生んだことも事実です。

一つは、紛失リスクです。人間が使う以上、紛失は避けられません。問題は、いかに早く紛失した端末をロック、またはワイプできるかです。そうしなければ、端末から様々な情報を抜き取られるリスクがあるからです。さらには、このモバイル端末を仕事で活用しているような場合、社内システムにアクセスされるなどのリスクも発生してしまいます。

二つ目は、ウイルス等による情報漏洩リスクです。アプリの導入は、常に未知のウイルスへの感染リスクを伴います。スマートフォンはしばらくはこれらのウイルスとは無縁だと考えられていましたが、ここまで普及すれば、攻撃者にとっては格好のターゲットになります。この為、ウイルスに感染しないよう最近ではスマートフォン用のウイルス対策ソフトも販売されています。しかし、発見されているウイルスはウイルス対策ソフトで守られるたことが可能ですが、未知のものには歯が立たないのです。

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